RESULT 2017年
NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2017/蒲郡)
開催日 | 2017年6月18日(日) 女子セミファイナル11:55、ファイナル13:30 男子セミファイナル12:30、ファイナル14:05 |
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開催地 | 愛知県蒲郡市 |
コース | スイム0.375km(1周回)、バイク7km(2周回)、ラン2km(1周回)*スーパースプリント ※国際トライアスロン連合公認 |
【エリート女子上位3名と弊社所属選手の結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | ニコル・バンデルカイ(ニュージーランド) | 25:33 |
2 | 松本 文佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ山梨/山梨) | 25:35 |
3 | ソフィー・マロウィッキー(オーストラリア) | 25:36 |
21 | 田中麻優(日本食研/愛媛) | 26:30 |
【エリート男子上位3名と弊社所属選手の結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | タマーシュ・トート(ハンガリー) | 22:30 |
2 | ブランドン・コープランド(オーストラリア) | 22:33 |
3 | サム・ワード(ニュージーランド) | 22:33 |
18 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 23:15 |
【関連Webサイト】
国際トライアスロン連合大会HP:http://www.triathlon.org/results/result/2017_gamagori_astc_sprint_triathlon_asian_cup |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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国内のアジアカップ初戦となる今回の蒲郡大会は、昨年まではショートディスタンスで行われていましたが、今年はスーパースプリントでの開催となりました。男女共に、まずは2組に分けてセミファイナルが行われ、各組で勝ち残った合計30名で決勝が行われました。 石塚選手と田中選手は共にセミファイナルをスイムからトップ集団で上がり、順当に決勝へ挑みました。セミファイナル終了から約1時間後に行われたファイナルでは、まず女子がスタートしました。田中選手はスタート直後、周りの選手とのバトルから抜けられずに、後方での展開となりました。バイクスタート時には先頭集団に入れるか入れないかの分かれ目に位置していましたが、他の選手と協調するより積極的に一人で前を追う事を選択。その選択が見事に的中し、1周目終盤に先頭集団に追いつきました。しかし、バイクで脚を使った分、ランで前を追っていける力は残っておらず、粘りの走りは出来ましたが21位でのフィニッシュとなりました。ただし、初アジアカップでポイントを獲得出来た事は、次に繋がるプラス要因だったと感じます。 女子の後に行われた男子のファイナルでは、石塚選手は苦手意識のあった短い距離でのスイムを上手くクリア。バトルをしながらも前に上がっていき、先頭と僅差の3位でスイムを終えました。バイクはスイムが400mも無かった為に、集団が大きくバラける事もなく、約25人の大きな第1集団のままランへ移りました。外国人選手が積極的にスピードを上げていく中で、石塚選手の今の走力ではそこで戦えるレベルに無く、18位に終わりました。今、石塚選手が最も強化に取り組まなければならい種目はランです。そのことを改めて痛感させられたレースになったので、引き続き、ラン強化が最優先と考え、サポートをしていこうと思います。 《コーチ兼選手 平松幸紘》 |
【石塚選手コメント】
予選は2組で行われ、1組目で4位通過。この時のスイムは余裕を持ってトップで上がり、バイクから6人で逃げ切りました。 決勝はスイムを3位で上がり、バイク1周目の途中で約25人の集団になりました。フィニッシュはトランジットを抜けた18位と変わらず、走力は勿論、ランスタートまでの位置取りも重要だと痛感させられる内容でした。スプリントに苦手意識があるのに、さらに短いとなると展開も全く読めませんでしたが、スイムが予選・決勝と共に安定して上位で上がれたのは収穫でした。反面、厳しいと思っていたランのスピードに反応出来なかったのが予想通りになってしまいました。継続する点と改善する点を見つけて修正していきます。 |
【田中選手コメント】
今回、入社後初めて蒲郡大会に出場しました。また、スーパースプリント(スイム350m,バイク7k、ラン2k)のレースも初めてだったので貴重な体験ばかりでした。普段とは違う予選・決勝方式で、スイム、バイク、ランの展開が早く小さなミスが大きなタイム差に繋がってしまい、スーパースプリントの難しさを感じました。 スイムは予選ではトップで上ることができ、今までになかったことなのでとても自信になりました。ですが、決勝では大きくスイムで順位を上げることができず、出だしでも出遅れてしまうなどミスが目立ってしまったので、安定して前の集団で上がれるようにしていきたいと思います。 バイクは予選で抜くところは抜く、出すところは出すのメリハリのあるライドを心掛けました。決勝はスイムで出遅れてしまった分、第3集団になってしまいました。ですが、前の集団が見える位置にいたので一人でしっかりと追って、追いつくことができたのは自分にとって大きな自信になりました。 ランは予選で14位以内に入ることが決勝への条件だったので、確実にいけると分かるまではしっかりと自分の走りをして決勝に繋がるようにしました。決勝は焦らず前の選手を着実に捉えて、最後は抜いた選手に抜き返されないように粘りました。とても貴重な経験ができたので、この経験を活かして次のレースに繋げたいと思います。 |