RESULT 2017年
NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2017/高松)
開催日 | 2017年7月8日(土) |
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開催地 | 香川県高松市 |
コース | スイム0.75km(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(1周回)*スプリントディスタンス ※国際トライアスロン連合公認 |
【エリート男子上位3名と弊社選手の結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 55:22 |
2 | 細田雄一(博慈会/東京) | 55:32 |
3 | ヘイデン・ワイルド(ニュージーランド) | 55:54 |
10 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 57:16 |
【関連Webサイト】
公式記録:http://www.triathlon.org/results/result/2017_takamatsu_astc_sprint_triathlon_asian_cup |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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四国では初となるアジアカップという事もあり、県は違えど同じ四国に活動拠点を置く弊社としては、「四国の地で結果を残したい!」という強い気持ちを持って石塚選手と共に挑みましたが、10位という結果になりました。 レース当日は曇っていましたが、早朝から歩いていてもすぐに汗が出てくるようなコンディションでした。男子は7:00にスタート。石塚選手は序盤3名が先行する集団から少し離された4位集団にいましたが、ブイ周りで上手くペースを上げていき、後半には先頭集団の中に入りました。バイクは2位でスタートし、1周目から先頭の選手がハイペースで入った為、6名の先頭集団が形成されました。第2集団とは1周目の時点で30秒の差があったので、このままこの6名で逃げていけば石塚選手にとっては良い展開だと感じておりました。しかし、集団のペースが速い分、石塚選手はついて行くだけでも精一杯なのが見ていてもわかり、コーナー付近では一瞬でも気を抜けば離されてしまう微妙な差がありました。そのような状況の中で、同じようについて行くのがやっとの選手が石塚選手の前で落車してしまい、このアクシデントで石塚選手も先頭集団から離れてしまいました。 後半は単独での展開となりましたが、徐々に差を広げていた第2集団に今度は差を詰められてしまい、最後の最後で追いつかれるという最悪の展開になってしまいました。脚を使い切っていた石塚選手にとって、後ろから集団で走ってきて脚も残っている第2集団の全ての選手をねじ伏せる走力は残っておりませんでした。ただ、ランスタート直後からかなり疲弊した感じの走りになってはいたものの、失速は最小限に抑えられて、後半数名を抜き返して10位でのフィニッシュとなりました。 今回の敗因はバイクなので、7月下旬に行われるアジア選手権に向けて課題の洗い直しを行い、限られた期間で出来る最大限の修正を行って挑ませたいと思います。 《コーチ兼選手 平松幸紘》 |
【石塚選手コメント】
スイムは予定通り先頭集団で終えましたが、バイクで前の選手が落車したタイミングで集団から離れてしまいました。単独になってからも後ろの集団に追い付かれないようにするあまり脚を使い切ってしまい、ランも走れず10位でのゴールとなりました。 スイムのアドバンテージを使いながらレースをする私にとっては一番してはいけない展開だったと思います。バイクでは、どちらにせよ付いて行くだけで精一杯だったので、国内レースで先頭集団に残れないようでは実力不足と言わざるを得ません。そんな状態であれば、いくらラン強化を図っても、それ以前の問題なのでバイクとランの比重を考え直したいと思います。 |