RESULT 2018年
CAMTRIトライアスロンアメリカンカップ(2018/ラパス)
開催日 | 3月10日(土)男子スタート15:10(日本時間11日07:10) |
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開催地 | メキシコ・ラパス |
コース | スイム1500m(1周回)、バイク40km(1周回)、ラン10km(4周回) *スタンダードディスタンス(51.5km) *アメリカトライアスロン同盟(CAMTRI)公認 *気温29度、水温24度 |
【上位3位と日本人選手】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Crisanto Grajales(メキシコ) | 01:46:33 |
2 | Eder Mejia Muroz(メキシコ) | 01:46:44 |
3 | Rodrigo Gonzalez(メキシコ) | 01:46:47 |
9 | 内田弦大(AS京都/学連) | 01:51:51 |
16 | 古山大(日本食研/愛媛) | 01:57:09 |
17 | 大谷遼太郎(セガサミーホールディングス/埼玉) | 01:58:37 |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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引き潮が強くスタート位置を沖に何度か移動し、レースが始まりました。古山選手は左側のブイに最短距離の選びスタート直後は順調に見えていました。集団が大きな波に方向を見失う一かたまりとなり激しい位置どりが繰り広げられました。メキシコ勢5人が抜け出し、後続を引き離してスイムを上がりました。 古山選手は第3集団の先頭、トップ集団から30秒程離されながらも前を追える位置でした。 しかしトランジットで後方に下がってしまいました。バイクは20kmの折り返しコースに為、スタート以降の全く状況は分かりませんでしたが、どうやら集団で落車があったらしく、メキシコ選手が運ばれてきました。古山選手でなかったのでホッとしました。先頭集団が戻って来ましたが、そこには古山選手の姿が有りません。次の集団にも無く彼は16位を争う3人でようやく戻って来ました。この地点で既にトップ集団から5分以上離されていました。 ランに入るとすぐさま抜け出しましたが、バイクの負荷も高くリズム感のある走りとは行きませんでした。それでも先頭争いの3人に追い付かれるとペースを上げて果敢に挑みました。順位を上げる事は出来ませんでしたが16位でゴールを果たしました。 《監督 相澤義和》 |
【古山選手コメント】
今回のラパス大会は、私の実業団選手としてのデビュー戦でした。初のメキシコ遠征に実業団デビュー戦、大きな結果で華々しく飾ろうと致しましたがなかなか上手くは行かず、悔しい結果となりました。大きな敗因の一つとしては、第一トランジッションでのミス。先行する選手とのタイム差からか今、冷静になってみるとかなり焦っていました。その結果、普段なら絶対しないようなバイクへの飛び乗りをミスしてしまい失速、集団を逃してしまいました。 実業団選手として多くのサポートを受けてレースへ出場した以上結果を求めるべきだという気負いか、デビュー戦でどうしても結果を残したいという欲か、今後へ向けても外せないレースであるという緊張か、良い方向に働けばとても大きな力になる気持ちを上手く前に向ける事ができませんでした。バイクは遅れた3名で40kmの荒涼地帯をひたすらこぎ続けました。トランジッションで流れを崩してしまいランも思った通りの走りをすることができませんでした。 しかし今回目標としていたレースナンバー1番の世界ランキング20位のメキシコ選手に周回遅れではありましたが、400m程を着くことはできないので速度を合わせて走ることをして、世界の速さというものを体感致しました。 今回のレースは、思う通りの結果を出せず非常に悔しい想いで終わりました。しかし下を向いている暇はありません。今回の敗因、反省点を見直し、次のレースでは古山大はラパスでの敗北から変わったのだと言われるような強化をし、強くなってまたスタートラインに戻ってきます。 |