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RESULT

RESULT 2018年

ITUトライアスロンワールドカップ(2018/アスタナ)大会

開催日 2018年5月19日(土)エリート男子スタート:14:30 (日本時間同日17:30)
開催地 カザフスタン・アスタナ
コース エリート男子:スイム750m(1周回)、バイク40km(6周回)、ラン 10km(3周回)
※気温13度、水温12.5度の為、スイムを750mに短縮し、トライアスロンで実施。
*国際トライアスロン連合(ITU)公認

【エリート男子上位3名と日本人結果】

順位 氏名 記録
1 Dmitry Polyanskiy(ロシア) 01:36:50
2 Marcel Walkington(オーストラリア) 01:37:06
3 Aurelien Raphael(フランス) 01:37:24
42 内田弦大(AS京都/学連) 01:41:24
54 渡部晃大朗(カンパニオ/千葉) 01:47:00
DNF 石塚祥吾(日本食研/愛媛) -

【関連Webサイト】

結果詳細(全65名)https://www.triathlon.org/results/result/2018_astana_itu_triathlon_world_cup/321149

大会ホームページ https://www.triathlon.org/events/event/2018_astana_itu_triathlon_world_cup

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 前週の世界トライアスロンシリーズ横浜大会に引き続き、カザフスタンで行われたワールドカップに石塚選手が参戦致しました。

 レース前から事前連絡で低水温の影響により、デュアスロン(スイムを5kmのランに変更)に変更するかもしれないアナウンスはありましたので、準備はしていましたが、スタートの直前までどちらになるのか分からない状況が続き、集中力を切らさずに挑むのが難しい状況でした。結局、女子は低水温の規定はクリアしていたものの、外気温が低く、デュアスロンになりましたが、男子は外気温が上がってきた為、スタートを30分遅らせ、スイム距離を750Mのスプリントディスタンスに変更し、トライアスロンを行う事になりました。スタートの約70分前に決定しました。

 結果はスイムの325M付近にある第2ブイを過ぎた辺りで、何度も水を飲んでしまう状況が続き、呼吸するのが難しくなってしまい、泳ぎ切る事が困難となり、その場でボートに乗せられてスイム途中での棄権となってしまいました。その後体調は回復し、身体的な問題ありませんでした。

 トライアスロンかデュアスロンかどちらで行われるのか直前まで分からない不安や、低水温の中、一度もスイムの試泳を行わない中での不安もあったと思いますが、皆条件は同じ中で、強い選手はしっかりと結果を残している所は流石だなと見習わないといけないなと感じました。

 日頃、悪条件下や、急遽トレーニング内容を変更する等の、突発的な事象への対応能力も磨いていかないといけないのかなと感じさせられた遠征となりました。

《コーチ 佐藤治伸》

【石塚選手コメント】

 今回、初めて自らの意思でDNFとなりました。スタート後は激しいバトルが有りましたが、経験したことのあるレベルでした。しかし、第2ブイを回った辺りから呼吸の度に水を飲み、呼吸もままならず、自分ではどうしようも出来ない状態になってしまい、レスキューのボートに助けを求めました。

 2週連続のレースでも、体調が悪かった訳ではないので、当日の水温の低さに対する準備不足だと思います。こうならない為にやるべき事はあったはずです。2度と繰り返さないように致します。