RESULT 2018年
第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」トライアスロン競技
開催日 | 2018年10月7日(日)成年女子11:00スタート、成年男子13:30スタート |
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開催地 | 福井県・高浜町特設トライアスロン会場 |
コース | スイム0.75km (1周)、バイク20km (6.66km×3周) ラン5km (2.5km×2周) *スプリントディスタンス *水温23度、気温20.5度、ウェットスーツ着用禁止 |
【成年女子上位と弊社選手結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)千葉 | 0:59:27 |
2 | 井出樹里(スポーツクラブNAS) 神奈川 | 1:00:15 |
3 | 岸本新菜(福井県スポーツ協会)福井 | 1:00:19 |
14 | 田中麻優(日本食研実業団トライアスロン部)愛媛 | 1:02:16 |
【成年男子上位と弊社選手結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 佐藤錬(福井県スポーツ協会)福井 | 0:55:01 |
2 | 小原北斗(流通経済大学)鳥取 | 0:55:12 |
3 | 池田康智(中央大学)広島 | 0:55:14 |
5 | 古山大(日本食研実業団トライアスロン部)愛媛 | 0:55:19 |
8 | 石塚祥吾(日本食研実業団トライアスロン部)福島 | 0:55:33 |
【関連Webサイト】
福井国体トライアスロン競技会 台風25号に伴う競技日程および競技内容の変更について http://www.town.takahama.fukui.jp/page/sougouseisaku/typhoon25.html |
福井国体ホームページ http://fukui2018.pref.fukui.lg.jp/ |
トライアスロン競技ホームページ http://www.town.takahama.fukui.jp/fukuikokutai/kyougi/triathlon/index.html |
競技日程(変更後) http://www.town.takahama.fukui.jp/page/sougouseisaku/typhoon25_d/fil/nittei.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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台風の影響のためアジアカップ村上大会に続いてのスプリントレースとなり時折、強い雨が降る中47都道府県代表の90名がスタートしました。岩手国体の成績順にスタート位置を選べる規定で愛媛県チームは中央からのスタートを選びました。 田中選手は後半に離されはしましたが30秒ほどのタイム差で上がりました。直ぐ後ろ上田選手をはじめ、バイクでは強い選手が続いていたのでバイクで先頭集団を捕まえれることを祈りました。すると2周目手前で追いついたようで13人集団で走ってきました。濡れた路面に後続集団が予想したほど差を縮めることが出来なかったので、ランコースの折り返しに先回りして快走を楽しみ待っていました。 ベテランの上田選手・井出選手が抜け出し競り合いながらきました。後続集団が続きますが田中選手の姿はありませんでした。一人大きく遅れてようやく姿を確認できました。オーバーペースで失速する選手がいることを祈りましたが、郷土代表レースは選手の走りに精彩がありました。田中選手は前回大会の順位を上回りましたが14位のゴールとなりました。 男子は石塚選手が『ふるさと代表』として福島から、古山選手は愛媛での出場となりました。村上ではスイムの精彩を欠いた石塚選手でしたが今回は最初から抜け出しトップで上がりました。古山選手はバトルを避け左端からスタートしましたが、30秒ほど遅れた集団で上がりました。同じ集団には国内トップ選手が複数いたのでバイクでの挽回を期待しつつも、石塚選手の独走も祈る複雑な心境でした。 石塚選手の独走が続き、後続4人が第2集団、古山選手は更に遅れた第3集団で展開しました。2周目後半、第2集団から谷口選手ただ一人、果敢に攻め石塚選手に並びました。そして後続集団がじわりじわりと迫ってきました。どちらも頑張ってほしいけど・・・・。会場のMCも応援に駆けつけた社員に福島か?愛媛か?といったアナウンスをしていました。 最後は20人を超える集団が一斉にランに飛び出していく展開になりました。1周目、福井の期待を一身に背負った佐藤選手が抜け出しました。2位争いが石塚選手・古山選手含む6人に絞られ益々目が離せなくなりました。2位以下は秒差にもなりました。古山選手は僅かに及ばず5位、石塚選手は粘って8位入賞を果たしました!いつも以上にハラハラドキドキのレースでした。 《監督 相澤義和》 |
【石塚選手コメント】
今回は事前に少数でバイクを展開して、そのままランも逃げ切るプランを考えでいました。実際はバイクの大半が単独になったものの、最後の最後で大勢の集団に追い付かれたのは不甲斐ないです。ランが弱く、走れていないので、それを補う為の理想の展開に持ち込みたかったのですが、やりきる覚悟が足りなかったのかもしれません。 翌週の日本選手権では、もう一度挑戦する気持ちを持って挑みたいと思います。 |
【古山選手コメント】
福井しあわせ元気国体5位でした!皆様応援有難う御座いました! 今回もレースは、台風の影響を考慮しスプリントになりました。そのおかげで無事に大会が進行されました。レースは、スイムのスタート位置を前回の村上の反省点を踏まえて競合選手の集まる位置から見て反対の位置にとりバトルを回避する作戦を試してみました。見事大成功とまでは行きませんでしたが、前回と違いバトルは無く泳ぐ事ができました。それだけに今回のトップとの差はほぼほぼ純粋な泳力差となりどれくらいの強化が必要なのか改めて知ることができました。 バイクはスタートから徐々に人が増え始め最後の最後に先頭集団に追いつきました。大集団でしたが、常に集団前方で集団を牽引する位置に陣取り自分の中でのレースのリズムを崩さないようにしながらこぎました。それが功を奏したのか前回と比べスムーズにランに移ることができました。 ランは、出だしから落ち着いて走りました。周囲の選手がスタートダッシュする中、それに喰らいつきながら自分のリズムを作り、一周目中盤から順位争いに加わり始めました。1位は取り逃がしてしまいましたが、2位以下の争いを抜け出し1位に追いつけるよう小細工無しの全力で走り続けた感じです。 ラスト約500mでの仕掛け合いに反応が一瞬遅れ、それが決定的な差となり2位、3位を取り逃がしてしまいましたがそれでも最後は速度を上げていき5位に入りました。走りの感覚は良かったですが、まだ改善点がありそうな感覚でしたので来週以降へ向けて上げていきます。 目標順位には僅かに届きませんでしたが、少しになりますが愛媛に天皇杯のポイントを持ってくることができました!来週の日本選手権へ向けて更に調子を上げていきます!引き続き応援よろしくお願い致します! |
【田中選手コメント】
トライアスロン競技が正式種目になってから2回目の出場となりました。今回は14位と8位入賞を目標としていたので悔しい結果となってしまいました。 スイムはスタートから第1ブイまで上手く抜け出すことができ、4番手で上がることが出来ました。ですが、トップ選手2名とは第1ブイまでに差が開いてしまい、3番目の選手とは第3ブイを回る手前あたりで離されてしまいました。トータル振り返ればコンスタントに上位で泳げていますが、スタートして抜け出してからのスピードで大きく開けられてしまうレースが続いているので修正しなければなりません。 バイクは2周目あたりで先頭の2名に追いついき、13名の集団でレースを展開しました。Uターンは極力前に出て、無駄な力は使わないようにまたギアを重めに踏んで追いつこうとする癖があるので軽めにして追いつけるように取り組んだのが良かったです。トランジットのところでシューズを履くのに手間取り集団から大きく遅れてしまいました。バイクまでは展開も良かっただけに悔しいです。 トランジットで大きく遅れてしまった分を取り戻そうとスピードを上げて走りましたが、後半は失速してしまい後ろの選手に抜かれてしまい、14位となりました。今回はトランジットのミスが大きく結果に響いてしまい、もったいないレースをしてしまいました。しっかりと今回の反省を活かして今週行われる日本選手権では目標を達成したいと思います。 応援ありがとうございました。 |