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RESULT

RESULT 2018年

ASTCトライアスロンアジアカップ(2018/ホンコン・チャイナ)

開催日 2018年10月21日(日) 女子スタート6:45(日本時間同日7:45) 男子スタート8:00(日本時間同日9:00)
開催地 ホンコンチャイナ・ランタオ島
コース スイム750m(0.75km×1周)、バイク20km(5km×4周)、ラン  5km(2.5km×2周)
*スプリントディスタンス(25.75km)
*水温25.9度、気温24度、ウェットスーツ着用不可
*アジアトライアスロン同盟(ASTC)公認

【エリート男子上位3名と日本人結果】

順位 氏名 記録
1 杉原賞紀(日本旅行/茨城) 00:59:06
2 Cheung Sing NicholasTsang(ホンコンチャイナ) 00:59:27
3 Chi Zhang(中国) 00:59:31
4 阿部有希(タカマコンペティションプロダクト・トライアスロンアカデ  ミー福島/福島) 00:59:40
23 榊原利基(神奈川県トライアスロン連合) 01:02:46
27 桶谷祐輝(ベルリオ・ヤマツネ/島根) 01:03:26
DNF 大谷遼太郎(セガサミーホールディングス/埼玉) DNF
DSQ 内田弦大(関西大学) DSQ
DSQ 山本康貴(立命館大学・AS京都) DSQ
DSQ 古山大(日本食研/愛媛) DSQ
DSQ ケンジ・ニーナ(ITU) DSQ

【関連Webサイト】

全結果詳細(全70名) https://www.triathlon.org/results/result/2018_hong_kong_astc_sprint_triathlon_asian_cup/322632
※22名の選手がランコースのショートカットの理由によりDSQ判定

大会公式サイト https://www.triathlon.org/events/event/2018_hong_kong_astc_sprint_triathlon_asian_cup/

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午前8時、70名の選手がスタートしました。第一ブイ手前までは横一線でしたが、そこから外国人選手3人が抜け出しました。 古山選手含む第2集団が先頭から25秒程度とバイクで十分に集団を捕らえられる位置で上がりました。

  バイク2周目後半、古山選手が集団を主導し集団を吸収しました。更には集団を抜け出そうと積極的に走りました。しかし、トランジッションでは後方に追いやられしまい、ランスタートが遅れてしまいました。

  後半、失速した選手を拾いながら19番手辺りでゴールしました。

  ところが、古山選手含めたトップから22名にレッドカードの通達。

  折り返しの誘導員が古山選手含む22名の選手をUターン手前にコースを塞ぎ誘導し、23番目以降の選手を本来のUターンに誘導したという 事が起きていたようです。

  直ぐに22名の署名、異議・申し立てのお金を持って選手代表の数名が抗議に入りました。折り返しでの現場検証なども行なわれました。

  しかし判定が覆らず22名が失格、23番目の選手から順位がつけられた結果となりました

《監督 相澤義和》

【古山選手コメント】

 アジアカップ香港DSQ、失格となってしまいました。応援してくださった方々申し訳御座いませんでした。
 理由はコースミスです。状況としては先導員が間に合わずラン先頭集団がスタート。折り返し点に立っている誘導スタッフが折り返し点を手前に設置し先頭22名までを誘導。間違いに気づいたのか23位以降は正規のルートへ誘導したらしいのですが、誘導通り手前で折り返した22名は失格になってしまいました。

  ゴール後、選手で署名と証言を集め異議申し立てを行ったのですが通りませんでした。事前にコースを確認していたのですが、誘導に従ってしまい私も失格になりました。

  とはいえ、海外レースではこういうことは起こりうる事であり、異議が却下された以上、自衛できなかった私の責任になります。

  今回の様なケースでは自衛はなかなか難しいかもしれませんが、事前にコース変更が無いことを徹底的に確認するなどして今後は対策していこうと思います。

  レースは、スイムはスタート後に自分のスペース確保をとにかく第一に考える泳ぎ方で大きな遅れもなく第一ブイに到達しました。沈められたり、足首やウェアを引っ張られたりとバトルが激しかったですがなんとか集団の中でスイムを終えることができました。

  スイムスタートはこの4連戦で尻上がり的に徐々に良くなってきました。あとはもっと高い位置にい続けることともっと良い位置で第一ブイを迎える事が課題です。

  バイクは、15名ほどの集団でスタートしました。3周目に先頭2人と後続のの数十名が加わり大集団となりました。バイクは、集団から抜け出てしまいそのまましばらく少人数、もしくは一人で漕ぎ続けるようなそれなりの動きを何度かしてしまいました。決まれば良かったのですがどれも不発で脚を使っただけになってしまいました。今後の事を考えると必要だったかもしれません。しかし、今は順位が大切な時期でもあるので、その辺りの使い分けをもっとしっかりと行えるようにしていきます。

  ランはスタートで先頭集団から数メートル遅れてしまいました。バイクを降りる位置が後ろ過ぎたようです。大集団で混み合い、カオスな状況でしたがその中でもしっかりと前を陣取る様なテクニックは今後重要になってくると思われます。走り自体は悪い感覚はありませんでしたが、高速域への対応にまだ難ありといった感じです。オーバーペースでもとにかく突っ込む位の気概がないと先頭集団は厳しいかもしれません。

  次戦は、2週間後のアメリカンカップ・チリです。ここのところ満足のいくレースができていないので、我武者羅でも何でもいいので、次戦は遮二無二なって突っ込んでいきます。

  今後とも応援よろしくお願い致します!