RESULT 2018年
ITUトライアスロンワールドカップ(2018/宮崎)
開催日 | 2018年11月10日(土) エリート男子スタート12:30 |
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開催地 | 宮崎県・宮崎市 (みやざき臨海公園、一ッ葉有料道路、フェニック ス・シーガイア・リゾート周辺及び施設) |
コース | スイム1500m (750m×2周)バイク39.9km (5.7km×7周)ラン10km (2.5km×4周) *スタンダードディスタンス(51.5km) *水温:21.5km、気温21.8度 *国際トライアスロン連合(ITU)公認 |
【エリート男子上位3名と日本人結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | ビセンテ・エルナンデス(スペイン) | 01:49:11 |
2 | エリ・ヘミング(アメリカ) | 01:49:30 |
3 | デリアン・スタテフ(イタリア) | 01:49:48 |
11 | 小田倉真(三井住友海上/東京) | 01:50:22 |
22 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 01:52:05 |
25 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 01:52:17 |
30 | 北条巧(日本体育大学) | 01:53:04 |
39 | 佐藤錬(福井県スポーツ協会/福井) | 01:53:51 |
52 | 細田雄一(博慈会/東京) | 01:56:36 |
53 | 大谷遼太郎(セガサミーホールディングス/埼玉) | 01:57:27 |
【関連Webサイト】
全結果詳細(全64名) https://www.triathlon.org/results/result/2018_miyazaki_itu_triathlon_world_cup/322012 |
大会公式サイト https://www.miyazaki-tri.com/ |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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2018年度最終戦のワールドカップ最終戦の今大会、2018年度の締め括りと、東京オリンピックの前年となる2019年度を良い形でスタートしようとする各国の強豪選手が宮崎の地に集まり、男子の参加者数は64名とほぼ最大数に達しました。 スイムは波が大きく技術差も影響するコースでした。石塚選手は1周目最後のブイを通過してから13番前後で先頭集団に入れるか入れないかの切れ目の位置でした。上陸でやや離されてしまい第2集団の先頭で2周回目に入りました。その後、大きな差は開けられなかったものの、先頭集団から約20秒差の第2集団でバイクに移りました。序盤から先頭集団をしっかり追う事が出来、早い段階で集団を捉え日本人3選手を含む22名の先頭集団を形成しました。コースの特徴として道幅が狭くコーナーがとても多いので、後方位置ではコーナーの度に集団が縦長になって先頭と開いた差を詰めなければいけなくなります。この集団内でのポジションを上げたかったのですが、なかなか上げる事は出来ずにかなり脚を使ってしまいました。最終周前に3人の逃げが決まった為、約20秒差の第2集団でバイクをフィニッシュしました。 ランへのトランジットでは表情が険しく脚へのダメージが心配されました。19番目でランをスタートしました。海外強豪選手のスピードとは差があり、ランスタート時の19位をキープする展開となりました。この位置をキープするだけでも好成績にはなりますが、後続から1分40秒差でランをスタートした第3集団の選手達がかなりのハイペースで追い上げてきており、周回を重ねる毎にだんだんと差を詰められる展開となりました。7、8人が速いペースを維持していましたので、この選手達以降の選手に抜かれないよう必死にフィニッシュを目指しました。中盤から終盤にかけても大きな失速無く、後続から抜かれるのを最小限に留め、また同集団から失速してきた選手を抜かす粘りの走りで25位、日本人では3番目でのフィニッシュとなりました。 《コーチ 佐藤治伸》 |
【石塚選手コメント】
スイムは時に上から下に打ち付けるよう高波を上から越えていくように処理しました。1周目は悪くない位置でしたが2周目は後ろから来た選手に覆い被されたり、ゴーグルに水が入ったりと、痛いタイムロスがあり、第2集団で上がりました。 バイクはコーナーが多いので、集団前方で入り、立ち上がりで極力頑張らないつもりで考えていましたが、全く前に出れず、常に集団後方でかなり足を使わせられました。集団前方に行くテクニックというよりはコーナリングが下手で後ろに行かざるを得ない状況でした。ただ、第2集団が先頭集団に追い付き、後ろの集団と1分以上のタイム差があったので、ランでもその貯金を使い、目標順位でゴールする事が出来ました。 本来であれば、このレースでシーズンを終えて来季の準備に移りたかったのですが、ポイントが足らず、来月のレースまでシーズンが続きます。上手くモチベーションを保っていきたいと思います。 |