RESULT 2018年
ATUトライアスロンアフリカンカップ(2018/ダカール)
開催日 | 2018年12月9日(日)男子スタート 9:00(日本時間同日18:00) |
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開催地 | セネガル・ダカール |
コース | スイム776m(776m×1周)、バイク19.372km(4.843km×4周)、ラン5.488km(1.372km×4周) *スプリントディスタンス(25.636km) *国際トライアスロン連合(ITU)公認 |
【エリート男子上位3名と日本人結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Stefan Zachaus(ルクセンブルク) | 00:58:10 |
2 | Wian Sullwald(南アフリカ) | 00:58:23 |
3 | Johannes Vogel(ドイツ) | 00:58:32 |
4 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 00:58:39 |
【関連Webサイト】
全結果詳細(全18名) https://www.triathlon.org/results/result/2018_dakar_atu_sprint_triathlon_african_cup/321905 |
大会公式サイト https://www.triathlon.org/events/event/2018_dakar_atu_sprint_triathlon_african_cup |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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西アフリカのセネガルで開催された初のコンチネンタルカップに3位以内を目標に石塚選手が挑みました。 ロストバゲージのピックアップがレース前日の夜まで長引く悪条件もありましたが、何とか体調を維持する事は出来ていました。スタート直前にスイムコース内にエイジグループの選手が何名も泳いでいてスタートが遅れるハプニングがあり、こんなのもアフリカらしさなのかなと感じました。そんな中、レースナンバー1の石塚選手が先頭でコールされ堂々とスタートラインに向かいました。レースナンバー1の実力通り、スイムは序盤からバトル無く安定して上位に位置取りました。先頭の選手が最後の直線で戻ってくる際、コースを大きく逸れてそれに釣られる形で後続の選手も逸れていきました。遅れていた選手らが追い付く程のロスにはならずに3位で上陸してきました。 トランジッションではバイクをラックから外す際に引っ掛けてしまい、危ない場面もありましたが、2,3番手争いで乗車ラインに向かいました。 バイク4周回中の1周目から5人の先頭集団を形成し戻ってきました。コースの途中に自動車のスピードを減速させる為に設けられた大きな段差やUターン箇所に残る砂、人の突然のコース往来等、全く気を抜けないコースの中、後続集団との差を、周を重ねる毎に広げていきました。ランの距離が5kmなので、優勝争いはほぼ先頭集団の5人に絞られました。 ランは2周回中、1周回目は3番手で通過していきました。1位から4位まではどの差も逆転可能な僅差で続いていきましたので、上にもいけるし下にも抜かれてしまう状況の中、ラストの2周回目を待ちました。1位、2位変わらずに、石塚選手は抜かれて4位で戻ってきました。最後まで力を出し切り前を追いましたが、目標としていた表彰台までまたもあと一歩という結果となりました。 これで今シーズンの弊社トライアスロン部のレース全日程を終了致しました。1年間ご声援を頂きまして誠に有難う御座いました。 《コーチ 佐藤治伸》 |
【石塚選手コメント】
スイムは出場人数が少なかった事もあり、スタートから全く接触がなく、余裕を持ったまま先頭から秒差で上がりました。 バイクは先頭集団で進め、何度も目の前を人が横断したり国内のレースでは中々起こり得ない事がある中で、とにかく無駄なロスだけはしないように集中するだけで結構気を使いました。 ランは早めのスパートが効かず、ラスト500mくらいでかわされ、4位となりました。 このレースをもって、ようやく今年のシーズンが終わりました。コンチネンタルカップで4位が2回など、目標までもう一押しが出来ていない状況は変えたいと思っています。一度休養を挟んでから、来期の目標に向けて練習再開したいと思います。 |