RESULT 2019年
第8回愛南町いやしの郷トライアスロン大会
開催日 | 2019年6月8日(土)13:00 |
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開催地 | 愛媛県南宇和郡愛南町西海 |
コース | スイム1.5km(2周回)、バイク40km(4周回)、ラン10km(3周回) |
【男子上位3名の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 古山大(日本食研/愛媛) | 2:05:15 |
2 | 倉橋開人(立命館大学/学連) | 2:09:13 |
3 | 藤井嵩大(高知県立大学/学連) | 2:09:41 |
【女子上位3名の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 田中麻優(日本食研/愛媛) | 2:24:26 |
2 | 松本華奈(島根県) | 2:26:59 |
3 | 重成かおり(大阪府) | 2:29:55 |
【関連Webサイト】
結果詳細(全354名) http://www.jtu.or.jp/results/2019/19ainan_result.pdf 大会ホームページ http://ainantriathlon.jp/ |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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午後1時、過去最多の355人が3カテゴリーに分かれて、スタートしました。 第1グループの古山選手は最初のブイまで並泳されましたが折り返し以降、その速さに誰も着くことが出来ませんでした。バイク、ランも日頃の練習成果を存分に発揮し、2位を4分近く引き離して初優勝を飾りました。 田中選手は最終の3グループ目で4分後のスタートでした。コースには300人近い選手が泳ぐ中を、グイグイと抜き進みました。バイク、ランでも同じように前を走る男子選手の背中を追いました。過去2度の優勝を果たしておりますので自身のコース記録をどれだけ更新出来るかを課題として臨みました。ランで少し詰められましたが自己記録を52秒縮め3回目の優勝を果たしました。 二人揃って今秋、茨城県で行われる国体代表も内定する事が出来ました。 《監督 相澤義和》 |
【古山選手コメント】
愛南町いやしの郷トライアスロン大会は、優勝することができました。本大会は茨城国体の愛媛県代表選手選考会でした。皆様、応援有難う御座いました。 スイムは、水に浮いた状態からのスタートで、勢いが生まれない分、スタートダッシュにかける力の配分が重要になりました。スタート後200m程は選手が一人私の脇についていましたが、第一ブイを折り返す時点では既に離れていたようで、その後はランのフィニッシュまで独走を続けることとなりました。スイムコースは、スタートのブイと折り返しのブイがコースロープで繋がれていました。しかし、潮の流れの影響でコースロープが戻ってくる方のコースに大きく湾曲しており、行きは最短ルートを泳げましたが、帰りはコースロープに沿って大きく迂回しなければなりませんでした。そのため行きにどれだけ最短ルートを取れるかが鍵となり、最短の動線を探す能力が問われました。 バイクは、普段出ているエリートレースと違い、他選手を風除けに使ってはいけない「ノンドラフティングレース」でした。そのため完全なる個人の走力が必要となりました。コースは周回の前半が登りで後半が下りのコースを4周回でした。他選手とのリザルトの比較から、私はバイクパートのリザルトが一番悪く、1位だった他2種目と比べて2位以下との差が極僅かでした。普段は、最後まで集団に残るなどドラフティングレースでの集団残存能力は高いのですが、今回のように一人で漕ぐとなると、途端に個人としての弱さが露呈するようです。今回は特に長い登り区間がありましたので、高い出力を継続してペダルにかけ続ける必要がありました。一瞬の出力や、極短いスプリントなど集団に残るための能力は備わっていますが、その高出力を維持できません。根本的なバイク走力強化のためにも、ここの改善と強化は力を入れて行ってまいります。 ランにも急な登り坂がありました。コースの3分の1ずつ登り、下り、平地があるようなコースを3周回でした。とにかく今回は10kmを速く走ることを目標にしていました。登り区間は今取り組んでいる練習が丁度登りを利用してのものだったので、そのイメージを持ちながら、多少オーバーペースになろうとも構わず一気に駆け上がりました。息が上がった分は下りで戻せるように意識し、その中でも着地と体重の乗せ方に注意し最大スピードを最低出力で出せるようにして下りました。その勢いのまま平地を走るようにし、それぞれの局面でそれぞれの走り方ができるようにしました。しかしまだ維持できる絶対的なスピード圧倒的に足りない状態にあります。その部分にフォーカスして強化してまいります。 今回のレースは、石塚選手の持つ大会記録である2時間00分00秒を切るべく挑みましたが、なりませんでした。次回は記録を突破できるように強化を続けてまいります。 |
【田中選手コメント】
今回2年ぶり、3回目の愛南大会でした。昨年は別のレースが重なり出場することが出来ませんでしたが、今大会は茨城国体予選会にもなっており、地元の大会で無事に優勝することができ良かったです。 スイムは過去2回のレース経験を活かして、スタート位置などを決め、どのようにして第3ウェーブから前の選手を抜いていくかの動線をしっかりと考えて泳ぎました。予想よりもかなり大回りしましたが、泳ぐ際のストレスは少なく最後まで泳げました。バイクは長い上りとテクニカルな下りが特徴的なコースで、上りはケイデンスを意識して、下りはなるべくブレーキを少なくしてスピード維持できるようしました。ランは43分以内を目標に走りました。 過去2回出場してどちらも45分かかってしまっていたので、上りの減速が大きい分下りや平地で落ちないように心掛けました。 今回も無事に優勝することができ、素直に嬉しいです。ですが、1種目1種目で見てみると全ての種目で女子トップタイム優勝というわけではなかったので、来年は1種目の精度を上げて、全体タイムだけではなく種目ごとのタイムでもトップが取れるように練習をしていきたいと思います。 暑い中、応援に駆けつけて下さった社員の方々をはじめ、多くのご声援ありがとうございました。 来週に行われるレースに向けて頑張りたいと思います。 |