RESULT 2019年
ITUトライアスロンワールドカップ(2019/ウアトゥルコ)
開催日 | 2019年6月9日(日) 男子スタート10:00(日本時間10日0:00) |
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開催地 | ウアトゥルコ(メキシコ) |
コース | スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(2周回) *スプリントディスタンス(25.75km) *国際トライアスロン連合(ITU)公認 |
【男子上位3名と日本選手結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Tyler Mislawchuk(カナダ) | 00:55:04 |
2 | Morgan Pearson(アメリカ) | 00:55:11 |
3 | Manoel Messias(ブラジル) | 00:55:19 |
15 | ニナーケンジ(NTT東日本・NTT西日本/山梨) | 00:55:47 |
25 | 大谷遼太郎(セガサミーホールディングス/東京) | 00:56:11 |
35 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 00:57:07 |
42 | 北條巧(博慈会、NTT東日本・西日本/東京) | 00:57:52 |
49 | 山本康貴(AS京都/京都) | 00:58:55 |
DNF | 古谷純平(三井住友海上/東京) |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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連日、朝の8時前には歩いているだけでも汗が流れてくるような気候でした。その為レーススタートが10:00の当日も、暑さとの戦いにもなる事が容易に想像できるレースでもありました。しかし、予想に反して当日は少し曇っていた事もあり風も吹いていた影響で、体感的には前日までのような暑さは感じませんでした。 石塚選手はビーチラン形式のスイムスタートで少し出遅れたようにも見えましたが、最終的には4位で上がり、バイクへ移りました。バイクをスタートしていく選手の集団がかなり縦長だったので、展開次第ではランを得意とする選手がいる後方集団と分かれるか?と期待しましたが、1周目を終えて帰ってきた集団は大きな集団で、ランを得意とする選手は殆ど集団に入っていました。石塚選手が電動の変速機にトラブルが生じて、残り数キロまで変速出来ない状態で走っていたようですが、高低差の少ないコースに助けられて集団から千切れる事はありませんでした。 ランに入ると走力のある選手と無い選手の差がはっきりと現れ、大きく失速する事はありませんでしたが、走力で勝る選手の方が多く日本人3番手の35位という結果でした。 《コーチ 平松幸紘》 |
【石塚選手コメント】
スイムは右側が短いと事前に聞いていたので、スタートナンバー順にほぼ右から埋まっていきました。スタートからの飛び出しで横の選手が上手く飛び出していたので、真後ろに入って流れを使う事にしました。150mくらいを過ぎた辺りでは4、5人しか前におらず良い位置にいるのが分かりました。そこからは前の選手を追って行くだけで、上々のスタートだったと思います。 しかし、バイクに乗り出してからアウターの一番軽いギアから変速が効かず、一瞬万事休すかと思いました。それでもここまで来て、こんな事でリタイアしたくなかったので、やれるだけやろうと切り替えました。全体的にスローな展開にも助けられましたが、直線などスピードが上がる部分はどうしても遅れてしまうので、その手前にある坂で極力位置を上げておくくらいが精一杯でした。 そんな状況でしたが、軽いギアしか踏んでいないので、足が残っているとプラスに考えてランに入りました。トランジットを出て最初の上りがポイントだと捉えていたので、そこを自分なりに頑張ってみて、そこから耐えるだけのランになってしまいました。直前の仕上がりが良かっただけに残念ではありますが、次のアジア選手権が今年の大きな位置付けの大会なので、気持ちを切らさずに練習に励みます。 |