RESULT 2019年
ASTCアジアトライアスロン選手権(2019/キョンジュ)
開催日 | 2019年6月21日(金)8:00U23男子、10:00エリート男子 |
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開催地 | 大韓民国・慶州市(キョンジュ) |
コース | エリート・U23:スタンダードディスタンス *スイム1.5km(750m×2周回)、バイク40km(6.6km×6周回)、ラン 10km(2.59km×3周回+2.23km) *アジアトライアスロン同盟(ASTC)公認 |
【エリート男子上位3名と日本人結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Oscar Coggins(ホンコンチャイナ) | 01:50:34 |
2 | 北條巧(博慈会、NTT東日本・西日本/東京) | 01:50:56 |
3 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 01:51:22 |
4 | ニナーケンジ(NTT東日本・NTT西日本/山梨) | 01:51:55 |
5 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 01:52:44 |
【U23男子上位3名と日本人結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Daryn Konysbayev(カザフスタン) | 01:52:38 |
2 | Tsz To Wong(ホンコンチャイナ) | 01:53:22 |
3 | Meirlan Iskakov(カザフスタン) | 01:53:56 |
4 | 長正憲武(福島大学) | 01:54:56 |
6 | 小原北斗(流通経済大学) | 01:56:30 |
DNF | 岩本敏(日本食研/愛媛) |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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前日、女子2カテゴリーで優勝、男子勢もその勢いをもらいJrが1・2位を獲りました。 U23カテゴリーに出場した岩本選手は、鬼門のスイムですがスタートから好位置を取ると一度も先頭を譲ることなくスイムを上がりました。トランジットの斜面をそのまま駆け上がるはずが表情が歪み明らかに異常をきたしている感じでした。バイクでは何度か抜け出すようなアタックを掛けますが、抜け出すことができず集団のままランへ入りました。やはり痛みが再発していました。トランジットを走りコースを外れ棄権となりました。 エリートに出場した石塚選手は、スイム1周目にやや出遅れたものの2周目には追いつくと先頭集団でバイクに移りました。日本代表4人と韓国・中国・香港それぞれのエース1名の7人でレースを進めました。後続集団が追いつこうとペースを上げるものの、コース各所からのコーチの指示で協力してペースを維持しました。その度に日本人以外の選手が離れそうになるものの7人がランへ移りました。バイクで足を削られたらしく韓国・中国の二人が早々に脱落。石塚選手は、ランが強い北條選手、ニナー選手、香港選手の3人に続き4番目でした。暑さとペース配分の難しさから先頭が激しく入れ変わりました。5kmを過ぎると石塚選手が3位の選手を交わし上がってきました。そして見事に逃げきる初の表彰台を手中に収めることができました。 《監督 相澤義和》 |
【石塚選手コメント】
現地入りから前日までの女子のレースを見ていた限りでは30度を超える中でのレースを予想していましたが、当日は意外と涼しいと感じていました。2週間前にメキシコでのレースをこなしていたので、それもあってそう感じたのもあると思います。 アジア選手権では、これまでの先輩方が守ってきた、上位独占をしなければならないと思っていたので、スイムはまず第一に遅れない事が重要でした。1周目は大差なかったものの日本人の中で一番遅かったので、2周目で少しずつ順位を上げて、2位まで上げてバイクに移りました。 先頭集団のメンバーが固まった時には私を含めて日本人4名と、香港・韓国・中国がそれぞれ1名ずつおり、計7名となっていました。日本のスタッフの方々が各々の位置で後続とのタイム差を教えてくれていたので、それと見た目の距離を頼りに、途中、韓国と中国の選手がローテーションに入らなくなってからも、香港の選手と協力して、一時36秒まで縮まっていたタイム差が最終的には後続と70秒まで開いていました。 ランに入ってからは遠いながらも常に前が見えていたのと、後半3位を走っていた選手が落ちてきたので、目標とする物があり、集中し続けることが出来たと思います。 目標としていた3位なので、素直に喜びたいと思いますが、まだシーズン前半で、今回が良くても次のレースが駄目だと意味がないので、今回の結果を励みに今後も努力していきます。 |
【岩本選手コメント】
いつも多大なる応援をくださり誠にありがとうございます。U23アジア選手権の結果は、前回大会のアクシデントで痛めた体の影響により、ランを最後まで走りきることが出来ず、DNFとなりました。 スイムでは、苦手意識が強かったスタート直後の抜け出しを上手く対処する事が出来ました。その後は1度も前を譲る事なく先頭を泳ぎ切りました。バイクでは先頭集団の中心となり、集団のペースを上げて積極的なレースを展開する事が出来ました。理想の展開でランに移り、表彰台を狙える位置であっただけに、大変悔しい思いです。 スイム、バイクは練習の成果を十分に発揮し、実力が確実に付いている事を感じました。体と気持ちが上手く噛み合わず上手くいかない事もありますが、今回の経験が将来の成長に繋がるものになると信じ、先ずは痛めた体を治して、引き続き強化に励んで参ります。今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。 |