RESULT 2019年
第25回日本トライアスロン選手権(2019/東京・台場)
*2019NTTトライアスロンジャパンランキング最終戦
開催日 | 2019年10月6日(日) |
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開催地 | 東京都港区・お台場海浜公園、臨海副都心トライアスロン特設会場 |
コース | スイム1500m(0.75km×2周)、バイク40km(5km×8周)、ラン10km(2.5km×4周)*スタンダードディスタンス(51.5km) |
【エリート男子上位3名結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 北條巧(博慈会、NTT東日本・NTT西日本/東京) | 1:47:19 |
2 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 1:47:22 |
3 | 小田倉真(三井住友海上/東京) | 1:47:24 |
10 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 1:50:11 |
11 | 古山大(日本食研/愛媛) | 1:50:55 |
29 | 岩本敏(日本食研/愛媛) | 1:54:25 |
【エリート女子上位3名結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 高橋侑子(富士通/東京) | 1:59:12 |
2 | 岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター/福井) | 1:59:17 |
3 | 福岡啓 (横浜こどもスポーツ基金/福井) | 1:59:19 |
22 | 田中麻優(日本食研/愛媛) | 2:04:21 |
【関連Webサイト】
結果詳細(女子全55名・男子全58名) http://www.jtu.or.jp/results/2019/19nationalchampionships_results.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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今年は例年よりも開催時期が早くなり、10月の第一週になった事で、毎年雨模様だった日本選手権も今年は晴れた日に開催されると思っていましたが、今年も時折小雨が降るコンディションとなりました。 8:25にスタートした女子では、スタート直後の集団形成で田中選手の周辺にいた選手が運よく左右に分かれた事で、第1ブイまでほぼノーバトルで通過、上手く前方のメイン集団につく事が出来ました。2周目もトラブル無く泳ぎ切りバイクへ移りました。1周目はスイムで抜け出した選手とそれを追いかけた選手で3名の先頭集団が形成されましたが、田中選手を含む後方の集団が2周目には追いつき、そのままバイク終了時まで第1集団で展開しました。ランに入ってからは課題克服にはまだまだ時間がかかる状態である為、第2集団から上がってきたランの強い選手に抜かれる展開になりましたが、現状での力を出し切って22位でのフィニッシュとなりました。 11:00にスタートした男子では、古山選手がスタートで若干ひやりとした場面があったものの、弊社の3選手は1周目から全員第1集団に入っておりました。2周目も岩本選手、石塚選手、古山選手が数秒の差で次々と上がって来て、遂に所属選手全員が第1集団でバイクを展開する画が見られると胸が高鳴りました。しかし、第1集団が1周目を終えて2周目に入っていく際、目の前を通過したのは石塚選手と古山選手の2名のみ。岩本選手の姿がなかなか現れず落車を心配しましたが、苦しそうな顔をしながら単独で通過していきました。一方、第1集団では落車があったようですが、弊社の選手は巻き込まれることなく、淡々と周回を重ねていき、このままランへ移るかと思われました。ところが、8周回の内ラスト2周でアタックがかかり、結果的12名の集団が5名と7名に分裂し、弊社の2名は千切られた7名の第2集団となってしまいました。第1集団とは50秒の差をつけられてしまいましたが、各自が全力を尽くし、石塚選手が10位、古山選手が11位でフィニッシュしました。バイクで原因不明の不調に陥った岩本選手は後ろから追いつかれた複数の集団にもつけず、後半になってようやく集団内で走れるようになりました。ランへの影響が心配されましたが、バイクでの後退を少しでも挽回すべく、弊社3選手の中でランのラップがトップの走りで順位を上げていき、29位でのフィニッシュとなりました。 最後に、石塚選手がジャパンランキングを自己最高の4位で今シーズンを終えた事も合わせてご報告いたします。 《コーチ 平松幸紘》 |
【石塚選手コメント】
昨年の4位以上を目指した今大会でしたが、10位という入賞も出来ない中途半端な結果でした。レースを終えた今は、もし調子が良かったとしても目標は達成出来なかったと感じるくらい上位との差は明らかでした。 会社の方々が多くの来てくれたのに、このような結果で申し訳ない気持ちで一杯ですが、今後も皆様に応援に来てもらえるよう頑張っていきたいと思います。 |
【古山選手コメント】
日本選手権11位でした。皆様応援有難う御座いました。 今回は、日本選手権で初めて第一集団でバイクを展開することができました。スイムに関しては、第一集団に乗らなければ戦えないと言う事で、シーズンをかけて強化に取り組んでいたので、ギリギリでしたが集団に乗れて良かったです。 しかし、バイクのラスト2周でのアタックに反応できず、第一集団でランをスタートするという目標は達成できませんでした。予てよりバイクの能力不足は感じていて、今シーズンから視点を変えて強化に取り組んでいたのですが、まだ足りなかったようです。今行っている練習のレベルでこの実力である事をしっかりと理解し、さらなる強化に取り組んでいきます。 ランは、ここ3戦で調子を上げてきていたので、バイクがどんな展開になっても積極的に攻めるつもりでいました。しかし、思うように上げられませんでした。一番自信のあったランで戦えなかったのは非常に悔しいです。 今回で4連戦全てのレースが、終了致しました。シーズンはまだ続きますが、取り敢えず一段落です。4戦での反省点を練習に落とし込み、今度はしっかりと戦えるように更に強化して参ります。 |
【岩本選手コメント】
いつも沢山のご声援をいただき誠にありがとうございます。日本一を決める大会という事もあり、普段よりも更に緊張してレースに臨みました。29位と目標には届かず悔しい結果となりましたが、以前の自分よりも成長した部分も感じる事が出来るレースとなりました。しかし、結果が全ての世界ですので、この悔しさを忘れずに練習に取り組み、良い結果をご報告させていただけるように精進いたします。 今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。 |
【田中選手コメント】
後半戦最終戦、4連戦目の日本選手権は22位という結果でした。 今回のスイムは昨年、スタートからの出遅れやバトルで競り負けて大きく遅れてしまっていたので、そこは注意しながら泳ぎました。また、U23日本選手権に続き、スタート台を使用してのスタートだったので、バランスを崩さないように繰り返し感覚を確かめて臨みました。スタートから出遅れることなく、今回は前の集団のスピード変化に対応ができたので上手く第2集団で終えることが出来ました。 バイクは第2集団の後方だったので、スイムアップ時のメンバーを見てついていければ、第1集団に追いつけると思ったので、乗り出しで遅れないようにしました。前半はローテーションに加わることが出来ず、ついていくだけでもキツイ状態でしたが周回を重ねるごとに落ち着き、後半はローテーションに加わることが出来ました。また、今年で4回目の日本選手権出場でやっとバイクまで第1集団で展開できたことは大きな経験でした。 ランは周回を重ねるごとにスピードも落ち、第2集団の選手に抜かれるという粘りのないレースをしてしまいました。バイクでつくった余裕が全く活かしきれていないというのはもったいない、もっと早く走りたいと強く感じました。 今回大会で今シーズンの主要大会は全て終了しました。多くの社員の方々からフルネームで応援いただき、とても心強かったです。ですが、その声援に応えられるだけの結果は出すことが出来なかったので、応えられるように、喜んでいただけるように練習していきたいと思います。多くのご声援ありがとうございました。 |