社内SE（システムエンジニア）として、自社のシステムの開発・運用・保守の全般を行っています。現在、私は主に販売データを活用し、様々な切り口からデータを可視化するシステムの開発を担当しています。具体的には自社商品の「売れている業界は？」「売れている地域は？」「売上推移は？」など、依頼者によって見たいデータの切り口や種類など条件も異なります。なので依頼者のニーズをしっかりヒアリングしつつ、市場の分析や売上拡大に貢献する情報をピンポイントで提供するシステムの開発を行っています。

「このデータが見たかった！」「すごく便利になった！」と喜びの言葉を聞けたときに喜びとやりがいを感じます。依頼部署は様々で、依頼内容も様々です。「こんなデータが見たい」「こんなシステムは作れるか」という要望を叶えるため、システムをゼロから作り上げていくことは難しく、苦労や悩みは尽きませんが、「どうやったら実現できるか」「さらによくするにはどうすればよいか」と考えている過程はやりがいそのものです。正解がないからこそ、常に新技術に目を向け新たな提案ができるよう学び続ける姿勢は大事であり、新たな知識やスキルの習得は自己成長の実感に繋がります。

大学では情報工学を専攻していたので、必然的にシステム会社を中心に就職活動を行っておりましたが、学内の就職支援課で日本食研の社内ＳＥの求人を知り、説明会に参加しました。その後、会社訪問や面談を通じて社員の人柄の良さに最も魅力を感じ、この人たちと仕事をしてみたいという思いが強くなりました。また社内SEという仕事内容についても、様々な社内の業務に関われること、日々新しい知識やスキルに触れることができ自己成長を実感できる環境であることにとても共感し入社を決めました。

大学では教科書に沿ってプログラムの基礎を学習をしてきましたが、初めて業務システムで使用されているプログラムに触れたとき全て暗号に見えました。触れるもの全てが初めての知識・スキルであり、半年以上、毎日先輩社員の隣に座り必死で食らいつきました。この時先輩社員に言われた「検索能力もスキルの一つである」という言葉は今でも業務で大切にしています。日々進化し続けるＩＴ技術については分からない事が多くあり、その答えを素早く導き出すことも大事なスキルであることに感心しました。

気になる企業があれば訪問し生の職場に触れることは大事だと思います。
ホームページやリクルートサイトでは文字での情報しかありません。実際に職場に訪問し受け取る感情はとても新鮮で大事な感情であると思います。私自身、社内SEを軸に就職活動はしておりませんでしたが、日本食研の社員や社内の雰囲気に触れ、「この人たちと仕事をしたい！」と思えたことが入社の決め手です。
ご縁があり一緒に働ける日を楽しみにしています！